特集 新築ホテル計画調査
東京・大阪で5万室の供給、方向感を失う市況

インバウンド旅行市場の拡大を追い風に各地で相次ぐホテル開発。本誌の調査によれば、東京中心部では約2万6400室、大阪では2万2000室の供給が発生する見込みだ。一方で宿泊需要の成長ペースは足元でやや減速。市場の急拡大フェーズを過ぎ、緩やかな成長へと移行している。ホテル同士の競争や民泊との競合を懸念する声も出てきた。

PDFを見る

売買事例分析 4月~6月の動向
売買高は3四半期連続前年比プラス、REITに代わり外資がリード

東京都心から離れた立地の大型オフィスビル取引が相次いでいる。都心での空き床減少に伴い、周辺ビルの稼働率が上昇。売り時とみるオーナーと、案件不足に悩む投資家の利害が一致した。これまで市況をリードしてきたREITによる取得が低調な半面、海外投資家は以前にも増して存在感を示す。当期中は2600億円のビッグディールも飛び出した。

PDFを見る

オフィス市況トレンド 成約賃料調査
東京エリアに近づく天井感、大阪・中之島は上限2.4万円に

本誌が四半期に一度、東京、神奈川、大阪のオフィスエリア28カ所を対象に実施しているオフィスビル成約賃料調査。今回は2017年6月末時点の結果だ。大部分のエリアで、大規模ビルの成約賃料は横ばいとなった。5%以上の上昇率を示したのは、大阪の堂島・中之島だけだった。

PDFを見る

オフィス市況トレンド 企業移転ニュース
NTTドコモが赤坂AIRへ、中之島の新築にアサヒビール

売買レポート

  • 2600億円の住宅ポートフォリオ、ブラックストーンが売却完了
  • 三菱商事系私募REIT、銀座の商業施設を取得
  • 3棟を326億円で取得、ジャパン・ホテル・リート
  • オフィス1フロアを200億円強でグリーンオークがヒューリックから
  • 恵比寿の土地4000m2、野村不動産が105億円で
  • イーカムが銀座の約100坪、80億円強で売却めざす
  • 日本橋三越向かいで三井不動産子会社が取得
  • 75億円で竣工前に取得決定、ケネディクス・レジデンシャル
  • 独投資家向けに住宅39棟取得、CBREグローバルインベスターズ
  • 商業・物流施設5物件を146億円で野村不動産マスターファンドが売却
  • 三菱地所レジデンスが取得、延べ床1万7000m2のオフィス
  • みずほ信託銀行系の私募REIT、当初資産は賃貸マンション21物件
  • ヒューリックが運用目的でオリックス債権回収から
  • 芝のオフィスビル、阪神電鉄が日本生命から
  • 67%を150億円で、プレミア投資法人
  • 青山学院近くのビルを取得、アンジェロ・ゴードン ほか

売買事例一覧 121件

直近3号分は日経不動産マーケット情報のトップページまたは画面右側の「売買事例一覧」からご覧いただけます。過去の売買事例データは、日本最大級の事業用・投資用不動産取引データベース、DEAL SEARCH(ディールサーチ)に収録しています。

ダイジェスト――開発、戦略、経営、注目レポート

  • 日本生命が物流施設の開発拡大、神奈川と大阪で2019年秋完成
  • レンダーとして存在感高まる地域金融機関 ほか