これからできる大規模ビルマップの一部(クリックすると、マップの一部を表示します)

 東京23区内で2009年以降に完成する延べ床面積1万m2以上の大規模オフィスビルは、判明しているだけで138棟、総延べ床面積809万m2に達することが日経不動産マーケット情報の調べでわかった。総延べ床面積は、今年4月に完成した丸の内パークビルディングの約39棟分に相当する。

 今回の調査で新たに加わったビルは38棟。このうち、2011年までに完成する予定のビルが25棟を占める。1年前の前回調査から引き続いて、工期が比較的短い単独ビルの建て替えが活発だ。

 下のグラフには、ビルの完成予定年別に総延べ床面積と棟数を示した。2009年に完成するビルは31棟、総延べ床面積110万m2で、2010年もほぼ同水準のビルが完成する予定だ。その後、2011年から2012年は完成する床が多く、2012年は180万m2を超える。ただ、計画の遅れや中止も目立ち始めており、実際にどの程度の床が完成に向かうかは未知数だ。

(詳しい情報を、5月20日発行の「日経不動産マーケット情報」6月号に掲載します。また、プロジェクト一覧のExcelデータやマップを収録したCD-ROMを5月20日から販売します。詳細はこちらをご覧ください)