特集 福岡の不動産投資市場
空前のオフィス市況も投資は伸びず、大規模プロジェクトに高まる期待
旺盛なテナント需要に支えられ、福岡のオフィスでは空室解消や賃料上昇が一段と進む。インバウンドや人口の増加など、投資家にとって魅力的な材料も多い。一方でさらに進む“モノ不足”から、大型取引は依然としてごくわずか。有効な投資先がなかなか見いだせないなか、市内で予定されているビッグプロジェクトに、不動産プレーヤーの熱い視線が注がれる。
オフィス市況トレンド アナリスト予測
悲観論が後退、賃料の下落時期が遠のく
本誌がシンクタンク、証券会社、仲介・アドバイザリーの3業種を対象に半年ごとに実施しているオフィスビル賃貸市況予測アンケート。今回は、2018年から2019年前半までの1年半の市況を予測してもらった。これから2020年にかけて、東京都心部では大規模オフィスビルの竣工が相次ぐ。この影響がどう出るかが、今回の調査のポイントとなった。明らかになったのは、悲観論の後退である。
オフィス市況トレンド 企業移転ニュース
Googleが渋谷ストリームへ、渋谷スクランブルにミクシィ
売買レポート
- 495億円で高島屋が武田薬品不動産から
- 英グロブナーが取得、銀座並木通りの店舗ビル
- 原宿の土地1500m2を取得、常石造船の持株会社
- みなとみらいの複合施設を取得、316億円でコーエーテクモなど3社
- 大和ハウスに売却、日本IBMが拠点ビル
- 京浜急行がケネディクス子会社から大規模オフィスの持分50%
- プラダ大阪心斎橋店を150億円で、日本リテールファンド
- サンケイビルなど3社、新築ホテルを売却
- WeWork入居予定のビル、Stream Capital Partnersが取得
- Ascott REITからブラックストーンへ120億円で都内住宅18物件
- 火災被害のアスクル施設、東急不動産が取得へ
- 銀座の2棟をホテルに、アゴーラが建て替え
- 商業施設3物件を235億円で、アクティビア・プロパティーズ
- 日本生命の私募REITが7物件、AUM1000億円到達
- 東急不動産が売却、土地面積は1200m2
- REIT初の病院投資、ヘルスケア&メディカル
- PAGがサムティからオフィスやホテルなど7物件
- 大江戸温泉リートが組み入れ、温泉地のホテル5物件 ほか
売買事例一覧 131件
直近3号分は日経不動産マーケット情報のトップページまたは画面右側の「売買事例一覧」からご覧いただけます。過去の売買事例データは、日本最大級の事業用・投資用不動産取引データベース、DEAL SEARCH(ディールサーチ)に収録しています。
ダイジェスト――開発、戦略、経営、注目レポート
- 13万m2の三田駅直結複合ビル、オフィスに三菱重工業が入居
- 金融緩和は不動産市場をゆがめているか? ほか