中之島セントラルタワー(写真:住友生命保険)
中之島セントラルタワー(写真:住友生命保険)

 住友生命保険相互会社が大阪市北区で建設を進めていたオフィスビル、中之島セントラルタワーが8月1日に完成する。土地面積5537m2、延べ床面積7万2921m2、賃貸可能床面積4万1828m2、地上28階地下2階建ての規模だ。広告代理業の博報堂や大広、監査法人のトーマツなどが入居する予定だ。テナントは100%近く決まっている。

 ビルは地下鉄肥後橋駅から徒歩4分、堂島川と土佐堀川に挟まれたオフィス街の一画にある。4階~27階がオフィス、そのうち17階にはテナント向けの貸し会議室を設ける。1階はカフェを併設したエントランスホール、3階は飲食店や物販店のスペースとなる。地下1階~2階は駐車場で、198台の収容が可能だ。ビル用地は旧住友生命本社ビル跡地と西側の隣接地を合わせたものだ。隣接地は2001年にロープ製造会社のテザック(本社:大阪府貝塚市)から取得した。

〔プロジェクトの概要〕
名称:中之島セントラルタワー
所在地:大阪市北区中之島2-2-7(住居表示)
最寄り駅:大阪市営地下鉄四つ橋線肥後橋駅徒歩4分
面積:土地5537.40m2、延べ床7万2921.46m2、賃貸可能床4万1828.81m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC・RC造、28/2
設計監理:日建設計
施工:竹中工務店、錢高組
工期:2002年10月~2005年8月
主なテナント:博報堂、大広、監査法人トーマツ

■住友生命のウェブサイト
http://www.sumitomolife.co.jp/news/050727.pdf