心斎橋筋1丁目プロジェクトの完成予想図(資料:アーバンコーポレイション)
心斎橋筋1丁目プロジェクトの完成予想図(資料:アーバンコーポレイション)

 アーバンコーポレイションは8月9日、大阪の心斎橋交差点近くに、アパレルブランドを核テナントとした店舗ビルを開発する計画を発表した。名称は「心斎橋筋1丁目プロジェクト」。2004年11月に取得したソニータワーを解体し、跡地に地上8階地下2階、延べ床面積約3900m2のビルを建設する。総事業費は約100億円で、2007年冬に竣工予定だ。

 計画地は心斎橋交差点から東に徒歩1分、人通りの多い心斎橋筋商店街の入り口にある。ビルは完成後、地下鉄心斎橋駅に直結する予定だ。すでに有名カジュアルブランドの入居が内定しており、今後、飲食店やエステティックサロンなどを誘致する。

 黒川紀章氏が設計したソニータワーは、個性的なデザインで心斎橋のランドマークとして親しまれてきた。新しいビルはその未来的なイメージを受けて、上層部を尖塔状とした全面ガラス張りの外観を採用する。設計はプランテック総合計画事務所の大江匡氏が担当する。

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アーバンコーポレイションの発表

[開発の概要]
所在地:大阪市中央区心斎橋筋1-1-10(住居表示)
面積:土地491.19m2、延べ床3,916.94m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC造、8/2
用途:店舗
設計:プランテック総合計画事務所
施工:未定
工期:2006年秋~2007年冬

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