DAオフィス投資法人の運用会社であるダヴィンチ・セレクトは3月28日、鑑定評価書の二重チェックをはじめとする、コンプライアンス(法令順守)体制の見直しを発表した。不適切な鑑定評価手続きを通じて、投資法人に物件を取得させた不祥事の再発防止を図る。

 同日開催の取締役会で、コンプライアンスの徹底を「経営の基本原則」として採択したうえで、組織改編を実施した。従来の総務部コンプライアンス・チームと財務部IRチームを、各部から独立させて機能強化する。このうちコンプライアンス・チームについては、社長直属組織の内部管理室に衣替えする。物件取得の担当部署とは独立した立場で、鑑定会社に渡す物件データや、受け取った鑑定評価ドラフトの内容をチェックすることなどが役割だ。

 業務改善計画の詳細については、別途、金融庁への書類提出後に発表する。

本間 純