マンションの完成予想(資料:日総ビルディング)
マンションの完成予想(資料:日総ビルディング)

 東京都は5月10日、港区六本木1丁目南地区の再開発について、再開発組合の設立を認可した。再開発組合は土地面積約4000m2の街区に、地上28階地下3階建て、延べ床面積約3万5500m2のマンションを建設する計画だ。総事業費は約157億円を見込んでいる。

 再開発地区は地下鉄六本木一丁目駅から徒歩2分、泉ガーデンタワーの東南側に位置する。現在は低層のマンションや戸建て住宅が建っており、老朽化した建物が多い。再開発組合の地権者は57人。事業協力者は日総ビルディング(本社:港区)で、同社は保留床の取得予定者として再開発事業に参加する。建物はRC造とし、免震構造を採用する。戸数は191戸前後となる予定だ。住宅のほか店舗や駐車場を設ける。2008年10月に着工し、2011年5月の完成をめざす。設計は日本設計とミサワアソシエイツが担当する。

名称:六本木一丁目南地区第一種市街地再開発事業
事業主:六本木一丁目南地区市街地再開発組合
事業費:約157億円
所在地:港区六本木1-7(住居表示)
最寄り駅:地下鉄六本木一丁目駅徒歩2分
面積:土地約4000m2、延べ床約3万5500m2
構造、階数(地上/地下):RC造、28/3
設計:日本設計、ミサワアソシエイツ
施工:未定
主用途:住宅、生活利便施設、駐車場
工期:2008年10月~2011年5月(予定)