2007年3月末時点で信託を利用して流動化した不動産の総額(信託残高)が22兆6000億円となり、前年同月比で20%増加した――。社団法人信託協会が発表した「信託の受託概況」で明らかになった。不動産信託残高は2006年9月末に20兆円を突破し、その後も引き続き増加している。

 有価証券信託、年金信託、投資信託などを含む信託財産の総額は743兆9000億円で、前年同月比14%増だった。

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