クリード・オフィス投資法人が所有する四ツ橋中央ビルで11月20日、浸水事故が発生した。3階部分にある給水管の接合部の一部が外れ、地下のエレベーターピット、1~2階の貸室や共用部などに浸水した。

 事故の原因は調査中だが、投資法人は2007年2月に実施したトイレ改修工事と関連があるとみている。改修の施工会社に調査を求めているところだ。四ツ橋中央ビルは大阪市にある賃貸オフィスビルで、築後34年が経過している。同ビルでは、9月にも消防設備の点検中に浸水事故が発生している。

 一方、クリード・オフィス投資法人は、運用物件に設置された看板について臨時点検を実施した。8月に、横浜市のBENEX S-2で文字看板が落下する事故が起きたことを受けての措置だ。10物件について調査したところ異常はなかった。