日経不動産マーケット情報がウェブサイトから発信した2007年11月の記事のアクセス数(読者が記事を呼び出した回数)を集計した結果、大阪富国生命ビルの建て替えを伝えた記事が1位になった。大阪富国生命ビルは、現在の4倍強にあたる高さ133mの超高層ビルに建て替えられる。
2位に入った記事は、東亜建設工業が千代田区四番町にある本社ビルの売却を決めたというものだった。3位はゴールドマン・サックスのファンドによるヨドバシカメラ新宿東口店の取得、4位はランドコムが六本木の東京ミッドタウン前の開発用地を売却した記事だった。
大型取引では、米ジョーンズ ラング ラサールの子会社であるラサール インベストメント マネージメント(LIM)の日本法人が、イーアセット投資法人に商業施設2物件を576億円で売却した記事が6位に入った。LIMは同投資法人の運用会社を買収しており、投資法人の名称も2008年1月に「ラサール ジャパン投資法人」に改める。ラサール関係では、大阪・御堂筋の土地を約140億円で取得した記事も9位にランクインした。7位に入ったのは、AIGグループのREIT(不動産投資信託)上場の記事だ。12月に1000億円を超える規模で上場を予定していたが、上場の2週間前に中止を決定した。
11月に掲載した記事のアクセス数のベスト10は以下の通りだ。
■11月のウェブニュース アクセス数ベスト10
(集計期間2007/11/1~2007/12/4)