完成予想図(資料:野村不動産)
完成予想図(資料:野村不動産)

 野村不動産は2008年12月の竣工をめざして、新横浜に延べ床面積約1万m2のオフィスビルを建設する。中央労働金庫が発注したもので、竣工後は同金庫に売却する予定だ。

 予定地はJR新横浜駅から西に徒歩10分、新横浜プリンスホテルのボウリングセンター跡地にある。中央労働金庫は各地に分散していたバックオフィス部門をこのビルに集約し、「業務集中・新横浜センター(仮称)」として使う。野村不動産は、入居企業の要望にあわせてオフィスビルを開発する「オーダーメード型オフィスビル開発事業」の一環としてプロジェクトを手がける。

 野村不動産はボウリングセンターのはす向かいにあった、新横浜プリンスホテルのインドアテニスコート跡地も取得済みだ。この場所では2008年2月の竣工をめざして、レーザーテック本社ビルの開発を手がけている。新横浜で野村不動産が手がける開発プロジェクトは、2006年12月に開業したスーパーホテル新横浜(266室)を含めて5棟。延べ床面積は6万m2以上、総事業費は370億円相当になる。

名称:業務集中・新横浜センター(仮称)
事業主:野村不動産
所在地:横浜市港北区新横浜2-19(住居表示)
最寄り駅:JR・地下鉄新横浜駅徒歩10分
面積:土地1999.30m2、延べ床1万495m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC造、7/1
竣工:2008年12月(予定)