オフィシア汐留のオフィススペース
オフィシア汐留のオフィススペース

 サービスオフィス事業を手がけるオフィシア(本社:港区)は1月21日、港区海岸1丁目の汐留ビルディングに、サービスオフィスのオフィシア汐留をオープンする。ビルは、JR浜松町駅から徒歩3分、汐留シオサイトの一角にある。3階フロアの約3分の2を賃借し、81室を設ける。年間4億6000万円の売り上げをめざす。

 オフィシア汐留は、広さに応じた7タイプのオフィスや、会議室、カフェラウンジなどの施設からなる。オフィスは、ICセキュリティカード、高速インターネット回線、IP電話などを備える。来客対応、事務用品の手配といったサービスが標準で受けられる。2人用の最も低額なタイプの場合、10m2の広さで月額39万9000円の賃料となる。

 オフィシアは、三井物産グループの物産不動産と会員制リゾートクラブ事業などを手がけるリゾートトラストが共同出資して、2007年4月に設立した会社だ。今後は都心5区を中心に、名古屋、大阪、福岡などの政令指定都市でも、サービスオフィス事業を展開していく。2012年秋ころまでに約20拠点をオープンする計画だ。