ホテルトリニティ金沢の完成予想(資料:三井不動産)
ホテルトリニティ金沢の完成予想(資料:三井不動産)

 三井不動産は2月5日、金沢市武蔵町でホテルトリニティ金沢(仮称)の建設に着手した。2008年11月の完成後には、リゾートソリューションが建物を一括賃借してホテルを運営する。

 ホテルトリニティ金沢の建設地は、JR金沢駅から徒歩15分の場所にあり、繁華街である香林坊と武蔵ケ辻を結ぶ百万石通りに面している。かつて日本生命保険のオフィスビルが立っていた場所で、三井不動産は2007年5月に土地を取得した。完成後に、ホテルを売却するかどうかは決まっていない。

 ホテルの規模は地上9階地下1階建て、延べ床面積3370m2だ。ビジネス客だけでなく観光客もターゲットとしており、全125の客室は15m2のシングルルームを中心に、23m2のツインルームなどで構成する。女性専用フロアも設ける予定だ。竹中工務店が設計・施工を手がける。

 ホテルを運営するリゾートソリューションはビジネスホテルの「ホテル330」シリーズなど、全国で25施設、約1800室のホテルを運営している。

[プロジェクトの概要]
名称:ホテルトリニティ金沢(仮称)
所在地:石川県金沢市武蔵町1ほか(地番)
最寄り駅:JR金沢駅徒歩15分
面積:土地557.73m2、延べ床3370.91m2
構造、階数(地上/地下):S造、9/1
事業主:三井不動産
設計・施工者:竹中工務店
工期:2008年2月~2008年11月