クリードは10月15日、宗吉敏彦社長が保有していた同社株について、銀行が担保権を行使して市場で売却したことを明らかにした。株は宗吉氏個人が金融商品に投資する資金を借り入れるため、担保に差し入れていた。

 売却対象となったのはクリードの議決権付き株式の4.46%。宗吉氏は議決権付き株式の12.99%を保有していたが、この売却で8.53%に低下した。保有順位は第2位で変わらない。

 宗吉氏は「他の資産処分による現金充当、他の資産による担保提供などできる限りの手立てを講じてきたが、急激な株価の下落局面において時間的な猶予がなく、結果的に当社株式の売却を避けることができなかった」と発表のなかで述べている。

 なお、クリードの筆頭株主はいちごアセットマネジメント(本社:千代田区)のシンガポール法人で、8月に提出された大量保有報告書によると19.62%を保有している。いちごアセットはクリード・オフィス投資法人の投資口14.81%のほか、アセット・マネジャーズ・ホールディングス株の48.35%も保有している。