E・スペースタワー(写真:三井住友銀行)
E・スペースタワー(写真:三井住友銀行)
金融機関の環境認証物件一覧(発表資料を基に日経不動産マーケット情報が作成)
金融機関の環境認証物件一覧(発表資料を基に日経不動産マーケット情報が作成)

 大和証券オフィス投資法人のE・スペースタワー、中央不動産の丸の内センタービルディングと新丸の内センタービルディングの計3物件が、5月に金融機関から環境認証を付与された。

 渋谷区円山町のE・スペースタワー(延べ床面積1万8145m2)は、三井住友銀行の評価でシルバーの格付けを取得した。環境方針の公表やLow-Eペアガラスの全面採用による熱負荷低減、節水型便器の導入などが評価された。三井住友銀行の認証物件数は公表ベースで10件となった。大和証券オフィス投資法人は、今後も環境認証を積極的に取得していく意向だ。

 丸の内センタービル(延べ床面積6万4169m2)と新丸の内センタービル(延べ床面積4万5630m2)は、日本政策投資銀行のDBJグリーンビルディング認証でいずれもゴールドの格付けを得た。4段階の格付けで上から2番目に高い。両ビルは、温暖化対策に優れたビルとして東京都の準トップレベル事業所に認定されている。エレベーター内の非常用ボックスの設置など、防災面の配慮も評価された。日本政策投資銀行の認証物件数は46件だ。

 三井住友銀行は、これまで「SMBC環境配慮ビルディング評価」という名称で提供してきたサービスを、4月から「SMBCサステイナブル ビルディング評価」に改めた。これに伴って格付けを5段階から8段階に拡充。プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズは従来通りの位置付けだが、上に一つ、下に二つのランクを加えた。さらに、これまでオフィスに限っていた対象の用途を広げ、物流施設やホテル、新築集合住宅の評価も受け入れる。分譲の集合住宅も対象とする。評価の手数料は1物件84万円で従来と変わらない。

■「SMBCサステイナブル ビルディング評価」の格付け
・プラチナ+(極めて優れている)
・プラチナ(たいへん優れている)
・ゴールド(優れている)
・シルバー(良好)
・ブロンズ(配慮がなされている)
・サーティファイド(一定の配慮がなされている)
・コンベンショナル(さらなる配慮が求められる)
・評価なし