イオンは所有するショッピングセンター(SC)を組み入れたREIT(不動産投資信託)を設立し、東京証券取引所に上場する。上場時の資産規模は2000億円~3000億円。早ければ8月にも上場申請し、2013年2月期(2012年3月~2013年2月)中の上場をめざしている。

 7月時点でREITに組み入れる物件を選定中だ。イオンは子会社のイオンモールを含めたグループ全体で、資産規模で1兆円近いSCを保有している。REITの上場によって資金調達手段を多用化し、財務体質の安定につなげるねらいだ。調達した資金はイオンモールなどのSCへ再投資して、安定的な成長を進める。

 将来的には、海外で展開する大型SCもREITに組み入れる可能性がある。イオンはアジア事業の強化を掲げており、2011年2月末時点で中国やマレーシアなどに23店舗のモール型SCを構える。2014年2月末までに、35店舗まで増やす計画だ。