三菱商事は2012年7月、北米の不動産証券化市場に本格参入する方針を発表した。銀行業界への規制強化により、ライバルの減少が見込まれるCMBS(商業用不動産ローン担保証券)市場に証券化レンダーとして参入する。昨年末に設立した米国子会社を拠点に、毎年10億ドル(約790億円)以上を発行する計画だ。同社の松谷忠嗣氏(まつたに ただつぐ/新産業金融事業グループ 産業金融事業本部 金融企画ユニット シニアマネージャー)は、「これまでの投資銀行や商業銀行による市場独占に風穴を開けたい」と意気込む。

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