岩沙弘道会長
岩沙弘道会長
午前中には「リーマンショック後の信用収縮に対する対応について」と題するセッションが行われた
午前中には「リーマンショック後の信用収縮に対する対応について」と題するセッションが行われた

 不動産証券化協会(ARES)は 9月12日、「ARES不動産投資国際フォーラム2012」を開催した。全米リート協会や欧州上場不動産協会など七つの国や地域のREIT関連団体や機関投資家などが集まる国際会議で、日本での開催は2008年以来、2回目となる。

 ARESの岩沙弘道会長は、「J-REITは昨年9月に創設10周年を迎えた。この間、リーマンショックによる信用収縮や東日本大震災を経験したが、今年に入ってからは6件のPO(公募増資)、2件のIPO(新規株式公開)が実施・計画され、オープンエンド型私募リートが拡大するなど、新たなステージを迎えている」と語った。REIT市場については、2012年7月末に閣議決定した日本再生戦略のなかで、現在8兆円のJ-REIT運用資産規模を2020年度には17兆円にまで拡大する目標を掲げている。

 続く基調講演では、福井俊彦キヤノングローバル戦略研究所理事長や畑中龍太郎金融庁長官らが世界経済、金融・資本市場の動向やJ-REITの成長戦略について講演した。

 その後のセッションでは、国内外の投資運用会社や金融機関、機関投資家など各分野のキーパーソンによる講演、パネルディスカッションが実施された。個別のセッションの内容についても、これから本誌で続報する予定だ。