パネルディスカッションの様子
パネルディスカッションの様子

 12日のARES不動産投資国際フォーラム2012では、「ジャパンマネーとグローバルアロケーション」と題したパネルディスカッションも開催された。パネラーとして、三井不動産の浅井裕史常務取締役や三菱東京UFJ銀行企画部経済調査室の松宮基夫室長などが出席。JPモルガン証券の森口隆広会長による進行の下、各社のグローバル投資戦略などを紹介した。

 三井不動産は、「企業や人のボーダレス化が進むなか、海外投資の拡大は必然的な流れだ」(浅井氏)と指摘。欧米ではオフィスビルの開発を中心に、グローバルなポートフォリオの構築を進める。アジアでは地元デベロッパーと提携し、スマートシティ開発などのまちづくり事業にも取り組んでいく。2012年度から2017年度の間に、グループで約5000億円を海外に投資する方針だ。

 三菱UFJフィナンシャル・グループも、2012年度から始まるの3年の中期経営計画で、グローバル戦略を全面に打ち出した。なかでもアジア諸国の成長が著しいことを踏まえ、「アジアを中心にどんどん攻めていこうという内容」(松宮氏)だという。今後は、海外進出を検討する企業へのアドバイザリー業務やトランザクション・バンキング・ビジネス、投資銀行業務などを強化していく方針だ。