田辺三菱製薬新本社ビル(資料:田辺三菱製薬)
田辺三菱製薬新本社ビル(資料:田辺三菱製薬)

 田辺三菱製薬は7月3日、大阪市中央区道修町に計画している新本社ビルの建設着工を発表した。事業費は約50億円。2015年1月の竣工を見込んでおり、同年春頃の移転を予定している。

 地下鉄淀屋橋駅から徒歩4分の距離にある建設地は、同社が旧本社を構えていた場所だ。建物は地上14階地下2階建て、延床面積1万6795m2の規模。災害への対策として、免震構造を採用し、非常用電源装置も備える。また、CASBEE(建築環境総合性能評価システム)Aランク以上の取得も目指す。2階には同社や町の歴史を紹介する史料館を設ける。

 道修町は製薬業の町として知られ、武田薬品工業や塩野義製薬なども本社を置く。田辺三菱製薬は2009年、道修町近辺に分散していた拠点を中央区北浜の淀屋橋スクエアに集約した。この移転に伴って閉鎖した2棟のビルを2012年9月にサンキョウホーム(本社:大阪市北区)に売却している。唯一、平野町1号ビルが稼働しているが、その機能を新本社に統合するかは現段階では未定だという。



開発名:田辺三菱製薬新本社ビル
所在地:大阪市中央区道修町3-2-10(住居表示)
事業費:50億円
面積:土地2146.36m2、延べ床1万6795.15m2
構造、階数(地上/地下):S・SRC造、14/2
事業主:田辺三菱製薬
設計者:大林組
施工者:大林組
工期:2013年7月~2015年1月(予定)