地価は2011年の1年間で下落した。リーマンショック後、4年連続の下落となったが、下落率は縮小傾向を示した。都道府県地価調査(7月に調査)と共通の調査地点で半年ごとの地価動向をみていくと、東日本大震災があった2011年上期(2011年1月~6月)に下落率が拡大し、2011年下期(同年7月~12月)に下落率が縮小した。不動産市場は、大震災の影響によって一時的に停滞したが、被災地を除くと比較的早期に回復傾向を示している。一方、円高や欧州債務危機などといった先行き不透明感が与える地価への影響も見られる。