2011年度中に、不動産証券化の対象として取得された(証券化ビークルなどが取得した)不動産またはその信託受益権の資産額は、対前年度比+6.7%の2兆3410億円と2年連続で増加した。件数は576件。スキーム別では、J-REITが7920億円と全体の34%を占め、調査開始以来初めて最も割合が高いスキームとなった。用途別では、オフィスが24.3%、住宅が19.3%、商業施設が14.7%、倉庫が10.1%となっている。