2012年上半期の状況は、第1四半期には投資家の姿勢や主要国の経済成長率に改善が見られたものの、短期間で失速して最終的には再び停滞した。欧州が最大の懸念要因となっており、すべての先進国と新興国の経済成長が失速するというリスクも抱えている。このような状況を受け、投資家やテナント企業は、最悪事態を想定した行動を採り始めた。この結果、不動産市場で2極化が進んでいる。主要市場にある高稼働の不動産に投資家の需要が集中する一方、それ以外のほぼ全ての不動産では流動性が不足するようになった。