主な賃貸マンションブランドの募集賃料が相場よりどの程度高いかを調査した結果、1位は森ビルの「ヒルズ」だった。相場に対する割高度は+40.0%となっている。2位はNTTビジネスアソシエの「ガーデン」で相場割高度は14.8%だ。以下、同様に3位は新日鉄興和不動産の「ホーマット」で14.2%、4位は伊藤忠都市開発とアドバンス・レジデンス投資法人の「アルティス」で12.4%、5位はモリモトと大和ハウス・レジデンシャル投資法人の「イプセ」で8.6%。ヒルズは2009年に実施した前回調査でも1位だった。前回調査と比べると、ヒルズ、アルティス、「UR」の3ブランドだけがプラスで、残りのブランドはすべてマイナスとなっていおり、稼働率を重視して賃料の下げる傾向がうかがえる。特にREIT(不動産投資信託)物件の下げ幅が大きい。