2013年8月における都心5区の大規模オフィスビル市場は、空室率が前月比+0.11ポイントの5.95%だった。現空面積は、港区内でまとまった面積の募集床を抱える大規模ビルが竣工した影響を受け、同+1万367坪と再び3万坪台に上昇している。坪あたりの募集賃料(共益費込み)は同-307円の1万8901円と3カ月連続で低下し、2012年12月に記録した最低値を更新した。区ごとにみていくと、2012年に大量供給があった千代田区と新宿区、2013年前半が供給ピークだった中央区はいずれも、前年同月比マイナスでその幅が5区平均を上回っている。一方、2012年後半以降は低水準の新規供給が続く渋谷区は、業績好調なIT・ハイテク系企業が集積していることもあり、同+4.3%と上昇を記録している。港区は同-2.2%だ。