住宅市場の各数値は2013年が総じて2012年を大幅に上回っており、地価動向も都市部での回復傾向が顕著に表れてきた。東京の賃貸オフィス市場は、2013年第1四半期の大幅改善後に足踏み状態となっているが、賃料は底打ちして回復局面にあるとみられる。賃貸マンション市場は、賃料の回復局面に入ったようだ。商業施設市場は、一部で賃料の上昇傾向がみられる。ホテル市場は、非常に堅調で訪日外客数の増加もあり、稼働率が高水準で推移している。物流施設市場は、引き続き需給のひっ迫が続く。REIT市場は、東証REIT指数が2013年8月末に一旦落ち込んだものの、東京オリンピック招致の決定後に反発した。9月末では6月末比+8.3%となっている。不動産投資市場は引き続き活発な取引が続いており、楽観的な見方が支配的となっている。今後、高値の取引事例が増加するかが注目されるところだ。