上場企業などが2013年度上半期に公表した国内不動産売買の取引件数は580件、取引額は1兆9540億円だった。取引件数ではリーマンショック前の2005年~2007年度上期の平均を上回り、取引額では同平均にせまる水準まで増加した。REIT(不動産投資信託)をはじめとする国内不動産ファンドに加え、海外の不動産ファンドによる物件取得の増加が大きく寄与している。