2013年10月末時点における都心5区のオフィス空室率は、前年同月比(YoY)-1.18ポイント、前月比(MoM)-0.34ポイントの7.56%と4カ月連続で低下した。10月は新規供給が少なく、既存ビルの成約が進み、空室面積はMoM-2万4000坪程度と減っている。新築ビルの空室率がYoY-12.12ポイント、MoM-1.08ポイントの17.04%。10月は3棟、合計延べ床面積約3万2000坪が竣工になり、大型ビルを含む4棟が既存ビルへ区分変更になった。既存ビルは大型空室の成約が進み、空室率がYoY-0.57ポイント、MoM-0.31ポイントの7.39%と減った。一方、募集賃料は都心5区のオフィス全体でYoY-2.35%、MoM+0.04%の1万6237円となっている。新築ビルはYoY+13.66%、MoM+3.60%の2万6500円、既存ビルはYoY-2.76%、MoM-0.12%の1万6043円だった。