2013年12月における都心5区の大規模オフィスビル市場は、空室率が前月比-0.13ポイントの5.75%だった。3カ月連続の低下で、2012年の大量供給以前の水準に達している。2014年は、新規供給が2013年に続いて比較的低水準と予想されることから、雇用環境の改善を背景に空室率の低下傾向が続く可能性が高い。一方、坪あたりの募集賃料(共益費込み)の低下には歯止めがかからない。前月比-162円の1万8309円と3カ月連続で低下し、統計開始以来の最低値を更新し続けている。Aクラスビルでは市況回復の兆しがみられるが、全般的には弱含みでの賃料横ばいが続いている。