東京オフィス市場は、本格回復には時間を要しているものの、需要が増加してAクラスビルを中心に賃料の底打ち感が広がっている。東京都区部のマンション賃料は緩やかに回復してきた。ホテルの客室稼働率は高水準で推移し、2013年の訪日外国人客数は1036万人と初めて年間1000万人の大台を突破した。物流施設市場は、新規供給が続くも先進施設への需要は強く、空室率は低下している。REIT(不動産投資信託)市場は記録的な1年となった。年間上昇率は35.9%、新規不動産取得額は2兆2000億円、市場規模は43銘柄7兆6000億円と、いずれも過去最高だ。不動産売買市場では、人気の高い一部のセクターやエリアで実勢の取引利回りが低下し、やや過熱感が高まっている。