最初のREIT(不動産投資信託)が東京証券取引所に上場してから14年近くが経過した。その間、市場規模、認知度、取引量、取引主体数などは著しく増加している。このREIT市場を調査・分析した結果、REITに対する市場のミスプライス発見機能が強化されたことを定量的に確認できた。具体的には、いわゆるリーマンショックによって市場が混乱した時期以前の2002年1月~2006年5月に比べ、その後の2010年10月~2015年3月の方が適正価格に戻ろうとする力が大きくなっている。