特集 これからできる大規模オフィスビル
103棟、1074万m2の開発が進行、2024年ごろ再び供給のピーク到来

東京23区で2019年以降に完成する延べ床面積1万m2以上のオフィスビルは103棟、総延べ床面積は1074万m2に達する。昨年から新たに判明した計画は17棟。10万m2超の大型開発が4棟加わった。日本橋川周辺で首都高速道路の地下化を視野に入れた計画が浮上し、神宮外苑では野球場などを含む再開発が具体化。2024年ごろに再び供給のピークが到来する見込みだ。

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開発トレンド 東京・横浜の建築計画調査
港区で森ビルの再開発が相次ぎ始動、小規模ビルを含め計139件が着工へ

2019年1月下旬から4月中旬までに東京都心5区と東京都、横浜市に提出された建築標識設置届に基づいて開発計画をまとめた。今回から調査を拡大し、都心5区と横浜市については、従来の延べ床面積3000m2以上から、同1000m2以上の建物を対象としたことにより、調査件数は約2倍となっている。集計対象となった建築標識設置届の件数は合計139件、総延べ床面積は約236万m2となった。

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