桜田通りの西側にも延べ床26万m2級のビル

 虎ノ門ヒルズ森タワーの南隣、港区愛宕1丁目の街区には、地上56階地下4階建て、延べ床面積12万2000m2、戸数600の住宅棟「虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー」を建設する。サービスアパートメントや会員制のスパも備える。こちらも2016年度に着工し、2019年度の完成を予定する。

虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー(手前)の外観(資料:森ビル)
虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワー(手前)の外観(資料:森ビル)
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虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーの低層部(資料:森ビル)
虎ノ門ヒルズレジデンシャルタワーの低層部(資料:森ビル)
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スパのイメージ(資料:森ビル)
スパのイメージ(資料:森ビル)
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 さらに、2022年度の竣工をめざして、桜田通りを挟んだ西側に超高層複合ビルの「虎ノ門ヒルズステーションタワー」を虎ノ門新駅と一体的に開発する。既存の虎ノ門ヒルズ森タワーと同規模のオフィスやホテルなどを設ける計画だ。延べ床面積は明らかになっていないものの、26万m2ほどになるとみられる。開発に向けて2016年2月、虎ノ門一丁目・二丁目地区市街地再開発準備組合が設立された。外観デザインはオランダの建築家、レム・コールハース氏と、同氏が率いる設計事務所OMAのプリンシパルである重松象平氏が手がける。

虎ノ門ヒルズステーションタワーの低層部(資料:森ビル)
虎ノ門ヒルズステーションタワーの低層部(資料:森ビル)
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虎ノ門ヒルズステーションタワーの最上部に設けるビジネス交流施設のイメージ。新たなビジネスやイノベーションの発信拠点をめざす(資料:森ビル)
虎ノ門ヒルズステーションタワーの最上部に設けるビジネス交流施設のイメージ。新たなビジネスやイノベーションの発信拠点をめざす(資料:森ビル)
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虎ノ門新駅と接続する駅前広場(資料:森ビル)
虎ノ門新駅と接続する駅前広場(資料:森ビル)
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