ヒューリック、東京電力パワーグリッド(本社:千代田区)、関電工の3社は2020年7月、都心型データセンターの開発に関する事業連携の検討を開始すると発表した。都心型データセンターは今後の需要拡大が期待でき、その開発に3社共同で取り組んでいくことをめざす。

 都心型データセンターは、地方に立地する大規模データセンターと都心部に多いユーザーとの間をつなぎ、リアルタイムや低遅延が必要なデータ処理などを引き受ける。今後のIoTや5Gの普及で、こうしたデータ処理が増える可能性が高く、都心型データセンターも需要拡大が見込まれる。

 そこで3社はそれぞれの強みを持ち寄り、都心型データセンターの開発加速をめざす。ヒューリックは、都心部での開発実績や所有物件を基にした不動産の情報力や開発力を提供する。東電パワーグリッドの強みは、送配電事業で蓄積した技術力や同社グループの総合力だ。関電工は、総合設備企業として長年にわたって培ってきた設備(電力、通信、空調)分野のエンジニアリング力やノウハウの提供で貢献していく。