■仙台市の地価動向
 住宅地地価は上昇傾向が続いているが、上昇幅は縮小している。新型コロナウィルス感染拡大の影響で市場は不透明感を増しており、需要の堅調だった地下鉄沿線エリアも消費者マインドの低下による取引の減少や地価の停滞が懸念される。商業地地価も上昇傾向が続いているが、上昇幅は縮小。コロナ禍での各種イベント中止で宿泊・飲食・物販業への影響は今後顕在化していくものと考えられ、地価動向は不透明だ。
■仙台市のオフィス動向
 新規の大型オフィスは2017年4月竣工の野村不動産仙台青葉通ビル以降は2020年1月竣工の仙台花京院テラスまで供給がなかったことから、ビジネス地区(主要5区)の空室率は低下傾向で推移し、2019年9月の空室率は4.07%まで低下したが、以降は新規供給の影響もあって緩やかに空室率は上昇し、2020年10月は5.10%となった。今後も新規供給が控えていることに加え、コロナ禍の経済活動への影響で空室率の上昇が懸念される。賃料は微増傾向が続いていたが、今後については不透明だ。