アジア経済は減速しているものの、縮小してはいない。インドや中国南部では急成長を続ける都市もある。オフィス賃貸市場は地域によって状況が異なる。シンガポール、マニラ、バンガロールの賃料は今後3年~5年間、安定的に上昇するだろう。逆に香港や上海はトップロケーションであり続けるが、賃料は押し下げられる見込みだ。アジア主要都市での投資活動は、不透明な状況のなかで2019年は堅調だった。2020年は投資総額が前年比+7%と増えると予測している。シンガポール、東京、バンガロールのオフィス資産は依然として投資妙味がある。シンガポールと東京では一部のホテルやリテール資産も注目されている。中国、韓国、インドの物流施設やデータセンターは高いリターンが見込まれる。ただし、これらへの投資には相応の専門知識が必要だ。