2020年4月、中国でインフラセクター限定の公募REITが正式にスタートした。2014年からスタートした類REIT(「証券法」、「証券投資基金法」、資産証券化業務に関する一連のガイドラインなどに基づく不動産関連資産を対象とした私募ベースの証券化金融商品)市場も着実に成長している。世界で初めて新型コロナウイルスが確認された武漢の経済回復・再生のための類REIT商品の発行という特筆すべきこともあった。中国の春節(旧正月)にあたる2021年2月前後に上場見込みで、発行総額は約50~100億ドル(約5000億~1兆円)になるとみられる。