2016年第4四半期(10月~12月)の東京圏物流施設市場では、坪あたり月額賃料(共益費込み)が前年同期比(YoY)-1.1%、前期比(QoQ)-0.1%の4134円となった。前期に4四半期ぶりに上昇したが、再び下落している。地域別では湾岸エリアがQoQ-0.4%の4521円、内陸エリアがQoQ+0.1%の3889円だ。グローバル ロジスティクス プロパティ クロックを見ると依然として、賃料の「上昇減速」フェーズにある。一方、空室率は東京圏全体がYoY-1.2ポイント、QoQ-2.7ポイントの5.3%。湾岸エリアがQoQ-1.2ポイントの3.0%、内陸エリアがQoQ-3.7ポイントの6.8%となっている。