都心5区の平均空室率(基準階床面積100坪以上)は上昇基調が続いている。堅調に成約が進む一方で、新築ビルの竣工や二次空室による新規募集があるためだ。2016年12月は大規模ビル竣工の影響で、前月比+0.29ポイントの4.69%と3カ月連続で上昇。特に港区は同+0.66ポイントの7.42%まで上昇した。ただし、千代田区は同+0.20ポイントの3.29%、渋谷区は同+0.14ポイントの3.14%、新宿区は同+0.14%の2.63%と、依然として2%台または3%台で推移しており、移転意欲の高まりに大きな変動はないようだ。一方、5区の坪あたり平均推定成約賃料(基準階床面積100坪~300坪、共益費込み)は同-113円の1万8734円と微減だった。中央区が同-207円の1万8277円となり、渋谷区と港区も下落した。対して、千代田区は同+209円の1万8959円と上昇。新宿区も4カ月連続の上昇だ。