近年、アジアの保険会社の不動産投資拡大が目覚ましい。なかでも台湾と韓国の保険会社が積極的で、総資産に占める不動産の比率は日本の保険会社を大きく上回っている。台湾最大手の国泰人寿保険(キャセイライフ)は日本生命保険を上回ってアジアの保険会社で最大の不動産投資家となった。最近は中国本土の保険会社も不動産投資を積極化し、注目を集めている。不動産投資が解禁されてからの年月が浅く、総資産に占める不動産の比率は依然として低い。今後の拡大余地が大きく、海外でも積極的に投資機会を追求している。このように不動産投資の拡大を続けるアジアの保険会社は、世界の不動産投資市場で主要プレイヤーとなりつつある。日本国内では投資が本格化していないが、それに向けたリサーチは進められている。今後、日本国内でも取得事例が増加し、主要な不動産投資家の一角を占める可能性は小さくないだろう。