コロナウイルスの勃発は、中国のほとんどの製造業およびサービス業に深刻な影響を与えている。中国経済への広範囲な影響を予測するのはいまだ困難なため、大胆な予測も相応に難しい。そこで、コロナウイルスに直面した中国不動産市場の反応を総合的に評価するため、独自の電話調査を行った。700人以上の貸し主、テナント、投資家を対象に各市場参加者が各自の市場戦略を年内にいかに見直していくかを質問した。その結果からわれわれは以下のような判断に至った。貸し主は顧客に自ら連絡し、彼らの要望により注意を払うべきだ。店舗やショッピングモールの運営者は、オンライン販売網を拡大すべきだろう。また、データセンターへの恩恵もありそうだ。投資家にとっては、短期的には不動産価格が値崩れした掘り出し物件を安値買いできるチャンスともなりそうだ。