今後のオフィス供給や人口流入、経済予測などに基づくオフィス需給の見通しから、2022年までの仙台オフィスビル賃料を予測した。この結果、2015年下期に大幅上昇となった仙台の成約賃料には今後、上昇余地が小さいことがわかった。当面は上昇が続くものの、2016年に2015年比+2.5%に達した後は下落して2018年に同-6.4%となる。その後、再度上昇するも2020年に同-1.1%と小さい上昇幅とどまり、2022年には再び同-5.6%まで下落するという結果になった。