REITによる実物不動産や不動産信託受益権の取引事例データとNOIデータを基に、市場動向を把握するための各種指数を算出した。オフィスにおいて、全国的に新規賃料の上昇が続いているが、依然として金融危機前のピークを下回る水準にある。キャップレートは、不動産市場への投資資金の流入などを背景に、2015年に金融危機前の最低水準に到達。その後は218年まで横ばいが続いていたが、2019年には一段と低下して直近では金融危機前より60bps低い水準に達した。この1年間のキャップレート低下により、不動産価格は金融危機前のピークより1割以上高くなっている。