2016年6月末時点の東京Aグレードオフィス市場は、前年同期比(YoY)-1.5 ポイント、前期比(QoQ)-0.5ポイントの1.8%となり、2四半期ぶりに2%を下回った。新規供給ビルが高稼働率で竣工。既存ビルでも新宿などのサブマーケットで床面積の吸収がみられた。坪あたり月額賃料がYoY+3.9%、QoQ+0.4%の3万5777円。17四半期連続の上昇だが、上昇ペースは2四半期連続で減速している。上昇を牽引したサブマーケットは新宿と汐留だ。一方、東京Bグレードオフィスは、空室率がYoY-0.5ポイント、QoQ-0.2ポイントの2.0%、坪あたり月額賃料がYoY+6.1%、QoQ+1.5%の2万2096円だった。日本橋で大きな空室が発生したが市場全体では空室率が低下。賃料も14四半期連続の上昇で、上昇ペースは前期より拡大している。