■福岡ビジネス地区のオフィスビル市況@2020年
 2010年以降、ホテルの建築が進む一方でオフィスビルの新規供給が少なかったことからオフィスビルの空室率が低下。新規開設や拡張移転、館内増床、コールセンター、東日本大震災を契機としたBCP(事業継続計画)対応などの需要に支えられ、需給逼迫の状況にある。ただし、今後は新型コロナウイルスの影響から需要が弱含む可能性があり、動向を注視する必要がある。
■天神ビッグバンについて
 天神交差点から半径500m、80万m2を対象に、2024年までの期限で老朽化した30棟の民間ビルの建て替えを誘導し、これ伴う経済波及効果を見込む。具体的には、延べ床面積を1.7倍(44万4000m2→75万7000m2)、雇用者数を2.4倍(3万9900人→9万7100人)に増やし、10年間の建設投資効果は2900億円、建て替え後の経済活動波及効果は毎年8500億円を見込む。
■博多コネクティッドについて
 博多駅から半径500m、80万m2を対象に、更新時期を迎えたビルの建て替えを促す。これにより以下の経済波及効果を見込む。延べ床面積は1.5倍(34万1000m2→49万8000m2)、雇用者数は1.6倍(3万2000人→5万1000人)に増やし、10年間の建設投資効果として2600億円、建て替え後の経済活動波及効果として毎年5000億円を見込む。