ホテル売買市場における2015年の取引総額(投資法人とそのスポンサーといった関係当事者間の取引を除く)は3252億円に達した。2012年は1022億円だったことから、この間に3倍以上の規模に増加したことになる。1室あたりの取引額も同期間中に倍増。この動きと並行し、投資家の期待利回りは低下傾向だ。オフィスとの利回りの差は、2009年第1四半期(4月~6月)には2.83ポイントあったが、2016年7月時点では1.30ポイントまで縮小した。また、ホテル取引額上位5社の合計額が市場総額に占める割合は、2012年の46%から2015年に68%へ上昇。ホテル売買市場で寡占化が進んだことも確認できた。