東京のオフィス市場では、底堅い法人需要に牽引されて空室面積が引き続き減少傾向にある。大半のテナントにとってオフィススペースを確保する競争はさらに厳しくなる見通しだ。2021年まで供給が増えると見込まれているが、需給バランスは引き続きタイトな状況で、立地の優れたオフィスビルは上位クラスのビルよりも早いペースで賃料が上昇している。貸し主の中には同業者に先駆けて価格戦略を見直し、賃貸条件を市場実勢に合わせた水準まで値上げするケースも散見され始めた。