トピックス 首都圏データセンターの開発動向
大規模施設の開発が急増、不動産会社や投資家も熱視線

クラウドサービスに対応した「ハイパースケールデータセンター」を中心に、首都圏で大規模データセンターの開発が急増している。開発エリアは、ニュータウン整備で用地が確保しやすく電力・通信インフラも整う千葉県印西市に加え、さいたま市や東京23区内にも広がる。不動産ファンドや不動産会社が新たなアセットとして注目。参入が相次いでいる。

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オフィス市況トレンド 新築オフィスビルの稼働率
未竣工ビルの内定が急減速、全38棟の稼働率は83%

新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化するなか、新築ビルへのニーズが急減速している。2019年10月~ 2022年10月完成の全38棟の加重平均稼働率は83%(一部推定を含む)。半年前の前回調査時より9ポイント低下した。稼働率100%のビルも棟数ベースで55%(21棟)と、前回より13ポイント減だ。オフィス賃貸床面積が約4万5000m2増加した側面はあるものの、未竣工ビルの低い内定率が足を引っ張ったといえる。一方、竣工済み28棟の平均稼働率は95%(前回比-4ポイント)と高水準を維持した。

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オフィス市況トレンド 企業移転ニュース
住不麻布十番にエイベックス、中小規模中心に拡張の動きも

売買レポート

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  • 雷門近隣のホテル入居ビル、ベガスベガスが取得
  • 251億円でオフィス4物件、サンケイリアルエステート
  • 三井不レジが40%売却、丸紅都市開発とマンション開発
  • ボルテックスが相次ぎ取得、四谷の新築や南池袋の築浅
  • 駅近の新築物件、タカラレーベンが東急リバブルから
  • グンゼが3物件を売却、差し引き32億円の譲渡益
  • 千駄ケ谷で土地746m2を確保、オープンハウス・ディベロップメント
  • NTT都市開発が128億円で、305戸の大型サービスアパート
  • 香港投資家が四条通近くで取得、ポスト・リンテルがアレンジ
  • 信和不動産がセントラルシティから、空きビルなど3物件 ほか

売買事例一覧 150件

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ダイジェスト――開発、戦略、海外、注目レポートなど

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