特集 これからできる大規模オフィスビル
1251万m2の計画進む、新宿や渋谷で大型開発が続々

東京23区で2022年以降に完成する延べ床面積1万m2以上のオフィスを中心としたビルは108棟、総延べ床面積1251万m2に達する。ここ1年で24棟の計画が新たに判明した。日本橋川沿いで二つの計画の概要が明らかになったほか、新宿駅の西南口や渋谷駅の東口でも大規模プロジェクトが動き出す。2030年以降の完成を見据えた計画も増えてきた。

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開発トレンド 東京・横浜の建築計画調査
総延べ床109万m2が着工へ、オフィス34件、回復の兆し

2022年1月上旬から4月上旬までに東京都心5区と東京都、横浜市に提出された建築標識設置届に基づいて開発計画をまとめた。集計対象は計120件、総延べ床面積は約109万m2。都心5区それぞれの総延べ床面積は、港区(約18万m2)、新宿区(約10万m2)、千代田区(約9万m2)、渋谷区(約5万m2)、中央区(同)の順だった。

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オフィス市況トレンド 企業移転ニュース
ミッドタウン八重洲にダイキン、ミスミグループが九段の新築へ

売買レポート

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  • ヒューリックが日立から250億円で取得
  • 大成など4社が取得、全面リニューアルへ
  • 伏見の大規模オフィス、芙蓉総合リースが取得
  • オフィス用地1201m2を確保、大和ハウスが市中心部で
  • 総額118億円の資産入れ替え、平和不動産リート
  • 150億円超でラサールから、ヒューリック
  • 160億円で2物件、ケネディクス・オフィスが取得
  • 161億円で共同取得、第一生命とプロロジス
  • ワールドレジデンシャルが売却、REITから取得後1カ月半で
  • モルガン・スタンレーが取得、三菱商事系の私募REITから
  • 長谷工の私募REIT、運用開始時資産として
  • 115室のホテルを取得、ダイビルがHOWAから
  • 野村不動産が取得、REIT旧資産を解体へ
  • オリックスREITが77億円で売却、木場のオフィスと金沢の住宅
  • 鹿島が錦通沿いで取得、再開発の見通し ほか

売買事例一覧 110件

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  • 回復の兆しも中長期では苦戦予想の商業施設 ほか