特集 大阪の不動産投資市場
インバウンド復活に現実味、短期転売も相次ぐ

政府は6月、訪日外国人旅行客の受け入れを条件付きで再開した。大阪・ミナミでは目抜き通りの御堂筋でラグジュアリー商品の需要が復活。さらなる規制緩和を期待し、ホテルの開業が続く。オフィス賃貸市場では大量の新規供給が控えるなか、先陣を切った大阪梅田ツインタワーズ・サウスが8割の契約率を確保するなど、上々の滑り出しとなった。

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オフィス市況トレンド アナリスト予測
市況は下落基調も大崩れはせず、ビルの選別が一層進む

本誌がシンクタンク、証券・AM、仲介・アドバイザリーの3業種を対象に半年ごとに実施しているオフィスビル賃貸市況予測アンケート。今回は2022年後半から2023年までの1年半の市況を予測してもらった。コロナ禍が落ち着きを見せる一方で、国際情勢など先行きには不透明感が残り、2023年は、虎ノ門エリアを中心に数々の大規模オフィスビルの竣工も控える。これらの要素をどう捉えるか。なかでもオフィスビル需要の動向について、見解が分かれたのが今回の調査の特徴だ。

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オフィス市況トレンド 企業移転ニュース
三井化学がミッドタウン八重洲へ、1000坪超の大型移転が相次ぐ

売買レポート

  • 大成など3社、大樹生命から5割超を取得
  • モルガン・スタンレーの一棟所有に、みなとみらいの大型オフィス
  • 300億円超で6物件、FPGが南青山などで
  • ヒューリックが銀座2丁目で取得
  • 福岡地所と福岡リートが取得、延べ床12万m2超の物流施設開発へ
  • 日本発条が売却益260億円、敷地3万m2のゴルフ練習場
  • 243億円で売却、ジャパンリアルエステイト
  • 日本エスコンがヒューリックから、西麻布の閉鎖ビル
  • ヒューリックが取得、短期保有を前提に
  • ニトリがヒューリックから、自社店舗を出店予定
  • SMFLみらいパートナーズが取得、共立メンテナンス子会社から
  • 明治安田生命の一棟所有に、小田急は譲渡益98億円
  • 91億円で東新橋のオフィス売却、アクティビア・プロパティーズ
  • 東祥がブラックストーンから延べ床4万m2の商業施設
  • 明治通り沿いのオフィスビル、芝浦グループHDが取得
  • 札幌の商業施設など2物件、ビーロットのSPCが取得 ほか

売買事例一覧 111件

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ダイジェスト――開発、戦略、海外、注目レポートなど

  • あきる野市で物流施設開発へ、KIC
  • マンション取引が増加、一括売買を除けばコロナ禍前を上回る ほか